AGA対策に効果があるものとは
遺伝の要素が高いと言われているAGA「男性型脱毛症」に対して、予防や対策などはあるのでしょうか。
これに対して回答する前に、もう少しAGAの発症するメカニズムについて説明しておく必要があります。
男性ホルモンであるテストステロンは、ごく一般的なホルモンですが、このホルモンに対して5α-リダクターゼと呼ばれる酵素が作用することによって、ジヒドロテストステロン(DHT)へと返還します。
5α-リダクターゼは主に頭皮と前立腺に集中して存在しており、このためAGAを発症する男性は、前立腺関連の疾病に関してもリスクが高くなるという傾向も見られます。
また性に関連したホルモンの一種である性ホルモン結合グロブリンは、ジヒドロテストステロンの発生を抑制することもわかっています。
AGAを発症する男性の多くがこの性ホルモン結合グロブリンの含有レベルが低くなっています。
AGAの予防効果があるものとしては、生活環境の改善や、適度な運動、禁煙、飲酒量の低減、ストレスの発散などが有効で、かなりの効果があると言われています。
特に食生活における栄養の偏りの改善は、AGAを予防する上で非常に効果があるとされています。
また運動、特に有酸素運動を持続的に行うことでインスリンのベースラインが引き下げられるため、インスリン分泌量などの影響でAGAのリスクが高くなっている人や、メタボリックシンドロームによってAGAのリスクが高くなっている人の場合などはかなりの効果が期待できます。